誰もが悩む『住宅ローンの借入金額』について、実際にローンを返済している立場から感じた(感じている)ことを書こうと思います。
せっかちパパの年収と住宅ローン借入金額
まずは、わが家の現状を簡単に説明します。
私せっかちパパの年収は約600万円です。(平成25年次の会社支給額)詳細は「月収編」と「賞与編」をご覧ください。
この年収に対して、私の銀行からの借入金は合計3200万円となっています。詳細は「家作り総費用■積水ハウス」をご覧ください。
よく耳にするフレーズとして、「住宅ローンは年収の5倍程度が望ましい」と聞きますが、これは本当なのでしょうか。
年収の5倍は正直きびしい・・・なぜ??
今回の記事のタイトルにもしましたが、実際に我が家は年収の約5倍強の住宅ローンを借入したわけなんですが、正直キツイっす。
どのようにキツイか具体的に申しますと…
破産寸前かといえばそんなことはなく、趣味も、貯金もそれなりにできてはいます。ですが、キツイと感じてしまう原因は、賞与(ボーナス)時に住宅ローンとして支払っている約10万円…これがかなりの負担感にあると思われます。
わが家では、ローン返済以前のボーナスは自分の趣味であったり、家族旅行などであったり、日常生活のリフレッシュ費用として利用することが多くありました。そうなんです。このリフレッシュ費用があるから仕事も頑張れていましたし、「ゆとり」を感じることもできていました。
それが現在、夏と冬のボーナスから10万円ずつの計20万円が住宅費に充てられており、これによりリフレッシュ費用が激減。これこそが私が「キツイ」と感じる負担感につながっていることは間違いなさそうです。
わが家の適性住宅ローン借入金額
わが家の3200万円の借入金のうち、賞与返済が占める支払いは合計700万円となっています。
つまり、この700万円分の借入金がなければ、負担感は薄く、せっかち家にとって適正な住宅ローンを組めたという事になりそうです。
この700万円分を引いた借入金2500万円は、私の手取り年収の5倍程度にあたります。
つまり、一般的に言われる「住宅ローンは年収の5倍まで」の年収は手取り額の5倍として考えるほうが良いという結論に至ります。
700万円を削減するためには・・・
さて、わが家が住宅ローン借入金を2500万円に抑えるために削るとしたら、どのような設備が候補に挙がるでしょうか。いまさらではありますが、考えてみることにしました。
その候補が以下の設備たちです。
■ 外構費用(140万円) ⇒ 住宅と同時にやる必要はなかったかな
■ パパ趣味施設(200万円) ⇒ 贅沢しすぎたかな
■ 太陽光発電(200万円) ⇒ 無くてもやっていける設備No.1
■ エコキュート(60万円) ⇒ オール電化にしなければカットできる
■ 床暖房(55万円) ⇒ これまた贅沢品かな
以上で占めて655万円也。
これらは今思えば、無理してまで導入する必要はなかったかもと感じる設備です。家の大きさを小さくするなど大幅に仕様を変えなくても、650万円は借入金を抑えられたことになります。
これから住宅ローンを借りられる方へ
上の設備はどれも、後から設置できる設備ばかりです。
家を建てられるときは、金銭感覚も崩れ一度に全部をやったほうが得な気分になります。しかし、私の感覚としては、贅沢設備はじっくり必要に応じて後から追加していくほうが良いと感じました。
もう一度強調すると・・・
① 住宅ローン借入金は、手取り年収の5倍
② 贅沢設備は後から設置
です。
以上が、実際にローンを組んでみて返済に苦しむ私が感じたことです。これから住宅ローンの借入金を検討される方にとって、もう一度検討するきっかけになれば幸いです。